もし・・・
2003年9月4日もし、私が、娘を妊娠しなければ。
夫と彼女の付き合いも、復活しなかったのだろう。
彼女が子供を産むこともなかったのだろう・・・
私の妊娠は、予定外だった。子供はそれほど好きじゃなかった。まだいいと思い続けていた。彼女のことで失った夫への信頼も、ようやく戻っていた矢先。そう、戻っていたから・・・私は娘を産んだのだろう。信じられない夫の子供は産めなかっただろう。そして、エコーで見た子供の姿。あれを見ると女は母親になるのかもしれない。逆に言えば、その体験をしない女は、子供のいとしさがわからないのだろうか・・・
妊娠。信じたから産んだ。だけど、そのことが、夫への信頼を失わせる原因となるなんて、思ってもみなかった。
夫と彼女の付き合いも、復活しなかったのだろう。
彼女が子供を産むこともなかったのだろう・・・
私の妊娠は、予定外だった。子供はそれほど好きじゃなかった。まだいいと思い続けていた。彼女のことで失った夫への信頼も、ようやく戻っていた矢先。そう、戻っていたから・・・私は娘を産んだのだろう。信じられない夫の子供は産めなかっただろう。そして、エコーで見た子供の姿。あれを見ると女は母親になるのかもしれない。逆に言えば、その体験をしない女は、子供のいとしさがわからないのだろうか・・・
妊娠。信じたから産んだ。だけど、そのことが、夫への信頼を失わせる原因となるなんて、思ってもみなかった。
今週は休み
2003年9月2日特別休暇中。
夫は仕事、娘は保育園。
だから、私には考える時間が十分にある。こうして日記を書いてまとめる時間も。
彼女の存在を知ってから3ヶ月あまり。
夫にそのことを告げてから1ヶ月足らず。
あえて、夫には、今は何も話さない。
以前と同じ生活を続けている。
まだ考えているから。彼女と、その子供の存在。私と、娘の存在。夫の存在。
夫は相変わらず忙しい。土日は休んでいるけれど、平日は帰りが遅い。先週は、半分以上午前様。たぶん、この状況じゃ、彼女には会ってないだろう。彼女の子供にも。
娘が、だいぶ話をするようになった。といっても2語文がちらほらという程度。それでも、なんとも言えずかわいらしい。
ち〜ちゃん(私の娘)、お父さんのこと、好きよね?
みーちゃん(彼女の子供)、お父さんのこと、好き?
なんだろう?私、彼女はともかく、彼女の子供のこと、嫌いになれない。
時々、みーちゃん、って声に出して呼んでみる。
あの写真は夫が隠してしまったからもう今どこにあるのかわからない。だからこそ、夫の顔と、みーちゃんの顔が重なって思い出される。
夫は仕事、娘は保育園。
だから、私には考える時間が十分にある。こうして日記を書いてまとめる時間も。
彼女の存在を知ってから3ヶ月あまり。
夫にそのことを告げてから1ヶ月足らず。
あえて、夫には、今は何も話さない。
以前と同じ生活を続けている。
まだ考えているから。彼女と、その子供の存在。私と、娘の存在。夫の存在。
夫は相変わらず忙しい。土日は休んでいるけれど、平日は帰りが遅い。先週は、半分以上午前様。たぶん、この状況じゃ、彼女には会ってないだろう。彼女の子供にも。
娘が、だいぶ話をするようになった。といっても2語文がちらほらという程度。それでも、なんとも言えずかわいらしい。
ち〜ちゃん(私の娘)、お父さんのこと、好きよね?
みーちゃん(彼女の子供)、お父さんのこと、好き?
なんだろう?私、彼女はともかく、彼女の子供のこと、嫌いになれない。
時々、みーちゃん、って声に出して呼んでみる。
あの写真は夫が隠してしまったからもう今どこにあるのかわからない。だからこそ、夫の顔と、みーちゃんの顔が重なって思い出される。
日記を書くということ
2003年9月1日しばらく前から、あちこちの日記サイトを見ていた。夫を裏切っている妻、妻を裏切っている夫を愛している女、いわゆる不倫。
私は、夫に裏切られている妻。
夫は・・・彼女との間に子供までいる。
それを知ってから、私はずっと悩み続けている。
夫を信じられない。
このまま一緒に生きていけるのかどうか・・・
離婚・・・でも、そうしたら私達の娘はどうなるの?
心の記録を、ここに残そうと思います。
---
この日以前は、さかのぼって書いた日記です。
私は、夫に裏切られている妻。
夫は・・・彼女との間に子供までいる。
それを知ってから、私はずっと悩み続けている。
夫を信じられない。
このまま一緒に生きていけるのかどうか・・・
離婚・・・でも、そうしたら私達の娘はどうなるの?
心の記録を、ここに残そうと思います。
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この日以前は、さかのぼって書いた日記です。
夫のこと、好き・・・
2003年8月17日ずっと考えてました。
私、今、夫のこと、愛しているんだろうか?って。
私とセックスはできないと、はっきりと言った夫。憎しみさえ生まれてくる。
でも・・・
私、まだ、夫のことが好き。
娘の父親だからというだけでなく、一人の男として、愛してる。
・・・だからといって、離婚という選択肢が消えたわけではない。愛していても、別れることもある。それは、否定しない。
夫に、この気持ちを、伝えてみようか・・・
私、今、夫のこと、愛しているんだろうか?って。
私とセックスはできないと、はっきりと言った夫。憎しみさえ生まれてくる。
でも・・・
私、まだ、夫のことが好き。
娘の父親だからというだけでなく、一人の男として、愛してる。
・・・だからといって、離婚という選択肢が消えたわけではない。愛していても、別れることもある。それは、否定しない。
夫に、この気持ちを、伝えてみようか・・・
夫の、彼女との子供に対する気持ち
2003年8月10日私が一番聞きたかったことのひとつ。
夫は、彼女との間の子供、みーという、あの女の子のことをどう思っているのか?ということ。
「かわいいよ。そりゃ、当たり前だけど。
○○(私と間の娘)も、もちろんかわいい。当たり前だ。ただ、かわいらしさの質が違う気がする。
○○は、君もわかっているだろうけれど、ちょっと不安な面がある。発達とか、言葉とか、でもだから余計に心配でかわいい。もっと大きくなってくれ、もっと元気になってくれと思う。僕がたくさん遊んで、少しでも○○が成長してくれればと思ってる。それに、僕が毎日忙しくて、君が大変なのはわかっているつもりだし、せめて休みの日は、僕がせいいっぱい○○の相手をしようと思っているよ。
彼女の子供は・・・(ここで夫は言いよどんだ)
賢いよ。利発だよ。体格もいいし、言葉も早い。こんなことを言うと怒るかもしれないが、○○より半年ほど下だけど、○○よりよくしゃべる。
滅多に会わないけれど、僕のこともよくわかっている。他の人とは違うと思っているみたいだ。不思議なぐらいだ。
写真見たのならわかるよね?彼女の子供は、僕に、そっくりだ。(○○は、どちらかといえば、私に似ている・・・)だから、やっぱりかわいいさ」
私は言った。
「もし娘がいなければ、私、離婚していたと思う。これは私自身に子供がいるからかもしれないけれど、やっぱり子供のかわいさは特別。そして、できることならば、父親母親がそろっている方がいいというのも思っているから。私だけなら、あの女の子から、父親を奪えない。ただ・・・私達には○○がいる。もし私達が離婚したら、今度は、○○が父親を奪われることになってしまう。もし、私達が離婚したら、あなたは彼女と結婚するでしょう?」
「それはわからない」
「どうして?彼女を好きなんでしょう?」
「僕がしたくないとは言わない。もし君と離婚したとして、だよ?彼女と彼女の子供に対して責任を取れといわれたら、結婚するだろう。ただ、彼女はどう思っているかわからないんだ」
夫はそう言った。それ以上は、彼女がどう夫に言っているのかは、語らなかった。
夫は、彼女との間の子供、みーという、あの女の子のことをどう思っているのか?ということ。
「かわいいよ。そりゃ、当たり前だけど。
○○(私と間の娘)も、もちろんかわいい。当たり前だ。ただ、かわいらしさの質が違う気がする。
○○は、君もわかっているだろうけれど、ちょっと不安な面がある。発達とか、言葉とか、でもだから余計に心配でかわいい。もっと大きくなってくれ、もっと元気になってくれと思う。僕がたくさん遊んで、少しでも○○が成長してくれればと思ってる。それに、僕が毎日忙しくて、君が大変なのはわかっているつもりだし、せめて休みの日は、僕がせいいっぱい○○の相手をしようと思っているよ。
彼女の子供は・・・(ここで夫は言いよどんだ)
賢いよ。利発だよ。体格もいいし、言葉も早い。こんなことを言うと怒るかもしれないが、○○より半年ほど下だけど、○○よりよくしゃべる。
滅多に会わないけれど、僕のこともよくわかっている。他の人とは違うと思っているみたいだ。不思議なぐらいだ。
写真見たのならわかるよね?彼女の子供は、僕に、そっくりだ。(○○は、どちらかといえば、私に似ている・・・)だから、やっぱりかわいいさ」
私は言った。
「もし娘がいなければ、私、離婚していたと思う。これは私自身に子供がいるからかもしれないけれど、やっぱり子供のかわいさは特別。そして、できることならば、父親母親がそろっている方がいいというのも思っているから。私だけなら、あの女の子から、父親を奪えない。ただ・・・私達には○○がいる。もし私達が離婚したら、今度は、○○が父親を奪われることになってしまう。もし、私達が離婚したら、あなたは彼女と結婚するでしょう?」
「それはわからない」
「どうして?彼女を好きなんでしょう?」
「僕がしたくないとは言わない。もし君と離婚したとして、だよ?彼女と彼女の子供に対して責任を取れといわれたら、結婚するだろう。ただ、彼女はどう思っているかわからないんだ」
夫はそう言った。それ以上は、彼女がどう夫に言っているのかは、語らなかった。
話をする
2003年8月9日今日から、娘は私の実家に一足先に里帰り。
私は、来週前半はまだ仕事なので、実家に娘を預けて自宅に戻った。
夫婦ふたりだけの週末。
心に、決めていたことがある。
夫と話をしよう。
「私、知っているの。偶然、見てしまったの」
私は切り出した。すべてを話したわけではないけれど、夫と彼女が今でも付き合いがあること、彼女に子供がいることは知っていると。そして、写真を見てしまったことも、その子に対して思った私の気持ちも、正直に話した。
夫は、呆然としていた。でも、今更言い逃れようがないのがわかったのか、話し出した。
私が妊娠中に、偶然再会したこと。
私が体調不良だったせいで、物足りなかったこと。
付き合いが戻れば、離れられなくなったこと。
彼女の妊娠がわかった時、彼女は「あなたが別れたいならば別れてもいいけれど、私は子供を絶対に産む」と言われたこと。
それでも、別れられなかったこと。
そして。
男として愛しているのは、彼女だと。抱きたいのは彼女だけだと、私のことは抱けないと。
だけど、家族として愛しているのは、私と娘だと。
彼女は、子供と二人でしっかりやっている。だからそういう意味では心配する必要はない、強い人だから、と。
どちらを選ぶかといわれれば、家族を選ぶと。
どうしても、彼女と別れろと言うならば、それはできなくはない。だけど、私を以前のように女性として愛することができるようになるかと言われても、自信はない・・・と。好きという気持ちを、封印することはできても、消すことや、他に移すことはできないかもしれない、と。
私は、来週前半はまだ仕事なので、実家に娘を預けて自宅に戻った。
夫婦ふたりだけの週末。
心に、決めていたことがある。
夫と話をしよう。
「私、知っているの。偶然、見てしまったの」
私は切り出した。すべてを話したわけではないけれど、夫と彼女が今でも付き合いがあること、彼女に子供がいることは知っていると。そして、写真を見てしまったことも、その子に対して思った私の気持ちも、正直に話した。
夫は、呆然としていた。でも、今更言い逃れようがないのがわかったのか、話し出した。
私が妊娠中に、偶然再会したこと。
私が体調不良だったせいで、物足りなかったこと。
付き合いが戻れば、離れられなくなったこと。
彼女の妊娠がわかった時、彼女は「あなたが別れたいならば別れてもいいけれど、私は子供を絶対に産む」と言われたこと。
それでも、別れられなかったこと。
そして。
男として愛しているのは、彼女だと。抱きたいのは彼女だけだと、私のことは抱けないと。
だけど、家族として愛しているのは、私と娘だと。
彼女は、子供と二人でしっかりやっている。だからそういう意味では心配する必要はない、強い人だから、と。
どちらを選ぶかといわれれば、家族を選ぶと。
どうしても、彼女と別れろと言うならば、それはできなくはない。だけど、私を以前のように女性として愛することができるようになるかと言われても、自信はない・・・と。好きという気持ちを、封印することはできても、消すことや、他に移すことはできないかもしれない、と。
もしも娘がいなければ
2003年8月3日もしも夫と私の間に、娘がいなければ・・・私は「離婚」しているような気がする。
見てしまった彼女の子供の写真。不思議なほどに憎めない姿。あの女の子は、父親をわかっているの?
夫は、あの女の子に会っていないんだろうか?
それで平気なんだろうか?
私から見れば、夫は子煩悩。確かに忙しくて、休みの日しか相手はできないけれど、娘に気長に付き合ってくれている。
あの女の子は、お父さんとのそんな時間を知らないのだろうか?
娘をかわいがっているのは、一緒に暮らしているから?
もし、夫と私が離婚したら、夫が娘と一緒に暮らさなくなったら、夫は、娘に会わなくても平気になるのだろうか・・・?
そんなことまで考えてしまう。
私と娘の存在が、あの女の子から父親を取り上げている?
でも、もし離婚したら、彼女とあの女の子が、娘から父親を取り上げることになる。
見てしまった彼女の子供の写真。不思議なほどに憎めない姿。あの女の子は、父親をわかっているの?
夫は、あの女の子に会っていないんだろうか?
それで平気なんだろうか?
私から見れば、夫は子煩悩。確かに忙しくて、休みの日しか相手はできないけれど、娘に気長に付き合ってくれている。
あの女の子は、お父さんとのそんな時間を知らないのだろうか?
娘をかわいがっているのは、一緒に暮らしているから?
もし、夫と私が離婚したら、夫が娘と一緒に暮らさなくなったら、夫は、娘に会わなくても平気になるのだろうか・・・?
そんなことまで考えてしまう。
私と娘の存在が、あの女の子から父親を取り上げている?
でも、もし離婚したら、彼女とあの女の子が、娘から父親を取り上げることになる。
彼女の子供の写真
2003年8月1日スーツのポケットに、小さい封筒。
あやしい・・・中を開けてみる。1歳半ぐらいの女の子の写真。
彼女の子供。夫の・・・子供。
似ている。夫に似ている。彼女ではなく、夫に似ている。間違いなく、夫の子供なのだ。
正直言って、かわいいと思った。かわいい女の子だ、本当に。意外なほど、憎いという気持ちは感じなかった。ピンクのワンピースを着て、笑っている女の子。
彼女が撮って送ってきたのだろうか?
この子は・・・自分の父親をちゃんとわかっているのだろうか・・・
あやしい・・・中を開けてみる。1歳半ぐらいの女の子の写真。
彼女の子供。夫の・・・子供。
似ている。夫に似ている。彼女ではなく、夫に似ている。間違いなく、夫の子供なのだ。
正直言って、かわいいと思った。かわいい女の子だ、本当に。意外なほど、憎いという気持ちは感じなかった。ピンクのワンピースを着て、笑っている女の子。
彼女が撮って送ってきたのだろうか?
この子は・・・自分の父親をちゃんとわかっているのだろうか・・・
セックスレス
2003年7月12日実は、夫と私はセックスレスだ。娘を妊娠してからずっと体調が悪く、出産後もそれどころではなく、気がついたら妊娠がわかって以来、一度もしていない。
夫に、不満をぶつけたこともある。
「どうして?」と。
夫は、
「君はずいぶん疲れているみたいだし、僕も仕事が忙しくてそんな気になれないよ」
「別にそういうのがなくても、僕はかまわないよ」
と答えた。
そういうものなのかな?とぼんやり思っていた。でも・・・彼女とは?しているの?
夫に、不満をぶつけたこともある。
「どうして?」と。
夫は、
「君はずいぶん疲れているみたいだし、僕も仕事が忙しくてそんな気になれないよ」
「別にそういうのがなくても、僕はかまわないよ」
と答えた。
そういうものなのかな?とぼんやり思っていた。でも・・・彼女とは?しているの?
通院
2003年6月19日今日は娘の通院の日。
娘は、少し発達が遅い。さほど気にする必要はないとは言われているけれど、定期的に診察を受けている。
おっとりして、かわいい娘。
確かに、発達も、言葉も少し遅いけれど、私にはとてもかわいい娘。
そういえば、ちょっと前、夫が言った。
「○○は、なかなかしゃべらないなぁ」と。
「個人差よ」と私は答えたけれど、もしかしたら・・・・その時、夫は、彼女の子供と比較していたのだろうか?
娘は、少し発達が遅い。さほど気にする必要はないとは言われているけれど、定期的に診察を受けている。
おっとりして、かわいい娘。
確かに、発達も、言葉も少し遅いけれど、私にはとてもかわいい娘。
そういえば、ちょっと前、夫が言った。
「○○は、なかなかしゃべらないなぁ」と。
「個人差よ」と私は答えたけれど、もしかしたら・・・・その時、夫は、彼女の子供と比較していたのだろうか?
彼女の家
2003年6月16日代休だった。夫は出勤、娘は保育園。
私は・・・彼女が昔住んでいた家に行ってみた。
実は、私は彼女の家に行ったことがある。ずっと以前、夫と彼女のことを知る以前。一人でではない。夫と、そして夫の同僚(私の以前の同僚も含めて)と。記憶はあやふやだったけれど、何とか思い出して、たどり着く。彼女は、まだ、そこに住んでいた。
○○はるか・み△△
みーと呼ばれていた子供の名前。
きれいな部屋だったな、と、ふと思い出す。今も、窓辺に植物が飾ってあるのが見える。ベランダにも花。一人で子供を育てているのに、どうしてそんな余裕があるのだろう?
彼女は、すごい、人、なのかもしれない。
彼女が私達の家に来たこともある。それはもしかしたら、すでに夫と彼女が付き合い始めていた時期だったのかもしれない。仕事にかまけてぐちゃぐちゃだった部屋。今思うと情けない。今も、娘にかまけてぐちゃぐちゃの、部屋。
負けないようにしなきゃ・・・
私は・・・彼女が昔住んでいた家に行ってみた。
実は、私は彼女の家に行ったことがある。ずっと以前、夫と彼女のことを知る以前。一人でではない。夫と、そして夫の同僚(私の以前の同僚も含めて)と。記憶はあやふやだったけれど、何とか思い出して、たどり着く。彼女は、まだ、そこに住んでいた。
○○はるか・み△△
みーと呼ばれていた子供の名前。
きれいな部屋だったな、と、ふと思い出す。今も、窓辺に植物が飾ってあるのが見える。ベランダにも花。一人で子供を育てているのに、どうしてそんな余裕があるのだろう?
彼女は、すごい、人、なのかもしれない。
彼女が私達の家に来たこともある。それはもしかしたら、すでに夫と彼女が付き合い始めていた時期だったのかもしれない。仕事にかまけてぐちゃぐちゃだった部屋。今思うと情けない。今も、娘にかまけてぐちゃぐちゃの、部屋。
負けないようにしなきゃ・・・
彼女は今どこに?
2003年5月28日そういえば、彼女は今、どこにいるのだろう?
住んでいる場所ではなく、仕事。
夫と別れた後しばらくして、転勤になったと聞いた。彼女自身が望んだことらしいとも。彼女は仕事ができる人だそうだから、引く手あまただったようだ。人の噂だけだけど。
今は、どうしているのだろう?
シングルマザー。一人で子供を育てている彼女。
子供を持って働く大変さは、私自身がよくわかっている。娘は、ちょっと体が弱いので、余計にかもしれないけれど、私は有休は使い果たし、実家の母まで動員してなんとかやっている。夫はあてにならないから。残業もできない。収入は、以前に比べてずいぶん減った。
彼女は、どうしているんだろう?たぶん、一人だから、扶養手当なんかは貰っている分、私よりは多いだろうけれど、それでも、私の収入に少しプラスしたぐらいで、子供を育てるのは大変に違いない。
少し、同情してしまう。同じ働く母親として。
住んでいる場所ではなく、仕事。
夫と別れた後しばらくして、転勤になったと聞いた。彼女自身が望んだことらしいとも。彼女は仕事ができる人だそうだから、引く手あまただったようだ。人の噂だけだけど。
今は、どうしているのだろう?
シングルマザー。一人で子供を育てている彼女。
子供を持って働く大変さは、私自身がよくわかっている。娘は、ちょっと体が弱いので、余計にかもしれないけれど、私は有休は使い果たし、実家の母まで動員してなんとかやっている。夫はあてにならないから。残業もできない。収入は、以前に比べてずいぶん減った。
彼女は、どうしているんだろう?たぶん、一人だから、扶養手当なんかは貰っている分、私よりは多いだろうけれど、それでも、私の収入に少しプラスしたぐらいで、子供を育てるのは大変に違いない。
少し、同情してしまう。同じ働く母親として。
夫の時間
2003年5月27日夫は、忙しい。毎日、帰りは10時、11時、時によっては日が変わる。そのくせ、朝は普通に出勤だ。だから起きている娘と顔を合わすのは、平日は朝のほんの少しの時間だけ。土曜日も出勤することも時々はある。日曜日だけはかろうじて休んでいるけれど。そして休みの日は、疲れているだろうに、娘の相手を機嫌よくしてくれている。
仕事が忙しいというのに、嘘はないと思う。とすれば、夫は彼女に、今も会っているのだろうか・・・?最初のメールを見た感じでは、あまり会ってはいないように思うが。
仕事が忙しいというのに、嘘はないと思う。とすれば、夫は彼女に、今も会っているのだろうか・・・?最初のメールを見た感じでは、あまり会ってはいないように思うが。
過去の話
2003年5月10日自己紹介のようなことをしておいた方がよいのだろうか?
私は、夫と娘の3人家族。
夫は、私より4歳年上。娘は、今2歳だ。
結婚してから7年になる。結婚前は、夫とは同じ会社(部署)に勤めていたのだが、結婚すれば夫婦は別の部署に転勤させるのが慣例となっているので、今は別の部署(子会社)にいる。
仕事は大好きだが、娘がいるので、必然的にセーブせざるを得ない。
はるか・・・夫の彼女。
私が結婚して転勤した後、夫の部署にきた。そして・・・夫と付き合っていた。その頃、私は仕事が面白くて、週の半分は午前様状態。夫のことをかまっていなかったのは事実だった。夫は、その寂しさから、彼女と付き合うようになったのだろう。
数ヶ月、その状態は続いた。その時も私が気付いたのは偶然だった。夫は彼女と別れた。それは本当だったと思う。私も仕事に多少の余裕ができて、思い悩んだが、夫と元のサヤに収まって、時間が過ぎた。
DINKS生活を楽しんでいた私達。妊娠したのは、予定外だったけれど、産むことに決めた。私はつわりがひどく、仕事もしばらく休み、実家に帰っていた。そう、その頃に・・・彼女とヨリが戻ったのだろう。私の体調不良は、出産まで続いていた。自宅と実家を半分半分の生活、里帰り出産。そしてその間に、彼女が妊娠したということだった・・・
私は、夫と娘の3人家族。
夫は、私より4歳年上。娘は、今2歳だ。
結婚してから7年になる。結婚前は、夫とは同じ会社(部署)に勤めていたのだが、結婚すれば夫婦は別の部署に転勤させるのが慣例となっているので、今は別の部署(子会社)にいる。
仕事は大好きだが、娘がいるので、必然的にセーブせざるを得ない。
はるか・・・夫の彼女。
私が結婚して転勤した後、夫の部署にきた。そして・・・夫と付き合っていた。その頃、私は仕事が面白くて、週の半分は午前様状態。夫のことをかまっていなかったのは事実だった。夫は、その寂しさから、彼女と付き合うようになったのだろう。
数ヶ月、その状態は続いた。その時も私が気付いたのは偶然だった。夫は彼女と別れた。それは本当だったと思う。私も仕事に多少の余裕ができて、思い悩んだが、夫と元のサヤに収まって、時間が過ぎた。
DINKS生活を楽しんでいた私達。妊娠したのは、予定外だったけれど、産むことに決めた。私はつわりがひどく、仕事もしばらく休み、実家に帰っていた。そう、その頃に・・・彼女とヨリが戻ったのだろう。私の体調不良は、出産まで続いていた。自宅と実家を半分半分の生活、里帰り出産。そしてその間に、彼女が妊娠したということだった・・・
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発覚
2003年5月9日気付いたのは、偶然だった。
酔って帰ってきた夫は、ソファーに倒れこんで眠っていた。傍らに携帯電話が落ちていた。それを取り上げた時に、見てしまった、メール・・・
「お子さんのお誕生日おめでとう。
でも、私達のみーのことも、忘れないでね。
あんまり会えないと、娘に忘れられちゃいますよ、パパ。
そして私も。あなたに抱きしめて欲しいです・・・はるか」
悪夢が、よみがえる。
はるか
彼女からのメール?
私達の?娘?パパって・・・夫の子供?まさか!
頭がくらくらした。でもかろうじて、携帯をいつもの場所に置いた。ひとまずは、気付かないふりをしていようと私は思った。
酔って帰ってきた夫は、ソファーに倒れこんで眠っていた。傍らに携帯電話が落ちていた。それを取り上げた時に、見てしまった、メール・・・
「お子さんのお誕生日おめでとう。
でも、私達のみーのことも、忘れないでね。
あんまり会えないと、娘に忘れられちゃいますよ、パパ。
そして私も。あなたに抱きしめて欲しいです・・・はるか」
悪夢が、よみがえる。
はるか
彼女からのメール?
私達の?娘?パパって・・・夫の子供?まさか!
頭がくらくらした。でもかろうじて、携帯をいつもの場所に置いた。ひとまずは、気付かないふりをしていようと私は思った。
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